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アイパー
アイロン・パーマネントの略。アイロン・パーマネント・ウェーブ技術のこと。
アイパー技術は比較的手軽に行え、短毛、硬毛にも適し、アイロン効果が長持ちする。
アイロン
鉄、鉄器、火のし、こて、カーリング・アイロンなどのこと。
理容、美容では整髪用のこてのことで、加熱したこてを用いて
頭毛を一時的に変形させ、短毛、硬毛、軟毛、直毛などに適度の癖
またはウェーブをつけ、希望する頭髪型をつくり出すために利用される。
加熱の方法によって電熱式(電気アイロン)と火熱式(火熱アイロン)がある。
電熱式を細かく分けると、コードから直接とる直結式、トランス式、コードレス式
コンピューター式となる。さらに形状によって丸型、角型、甲丸平接型、
多角型などに分けられ、その他、ラバーアイロン、エッジアイロン、オイルアイロン、
ロールアイロンなどがある。よいアイロンは、
@材質の良いもの
A毛を挟む両面が滑らかで、歪みや凹凸のないもの
B要【かなめ】(支点)の近くで僅かに隙間のあるもの。
Cかみ合わせ面に食い違いの出来ないもの
D要のガタつかないもの
E電気アイロンでは発熱状態、絶縁状態のよいもの、
などがあげられる。また、アイロンの手入れには、焼け錆が生じないように
使用後は常に油でよく拭いておくことが大切である。また、電気アイロンでは
漏電のおこらないように点検をする。
アイロン櫛
アイロン櫛は、アイロン技術に用いる櫛で、角型アイロン櫛(従来から多く用いられ、
厚み、歯の長さは元部から先部へと少しずつ薄く、短くなっているのが特徴)と、
手付アイロン櫛(各種髪型、または頭部の技術部位によって使い分けるように、
大中小および接合部位用の4本1組からなる)の2種がある。技術にあたっては、櫛が
正確に頭毛を導くことによって、アイロン操作が一層効果的になる。
アイロン整髪
アイロンを応用して、美しいヘアスタイルを作り上げる技術。アイロン技術、または
アイアニング(アイロニング)などと呼ばれている。アイロン技術の主な目的は、
@直立している硬毛などに丸みを与える
A軟毛をふっくらさせる
B縮毛、癖毛などを正す
C接合部位を整える
D直毛にウェーブやカールをつける
などが挙げられる。アイロン整髪の実際的な方法には種々あるが、いずれも毛の性質を
利用する。この技術は、110℃〜130℃に加熱したアイロンを直接頭毛に作用させるので、
水分を残しておくこと。整髪料を塗布して、油膜をつくっておくなどの事前措置が、技術の効果を
高め、損傷を予防するために必要である。
アイロン・トランス
アイロン・トランス・フォーマー(Iron trans former)の略。電気アイロンの温度を調節するもので、
一般に5段階に切り替えられる。ボルト数は目盛りで表わされているが、40〜45Wで最低2〜4V、
最高6〜8Vのものが多く、目盛りの数が大きいほど、アイロンの温度は高い。また最近では、
ボルト数をそのまま表示したものもある。
アウトサイド・テーパー
ストロークカット技法の1つ。シザーズやレ−ザーの角度が縦にとったパネルに対してアウト(外)に入る。
パネル上部が短く、下部が長い段差がつく。レイヤーカットがその例。
⇔インサイド・テーパー
アウトライン ‐ Out line
輪郭とか外郭、大要の意。理美容で用いる場合は、主に正面から見た髪型のシルエット(影)のことを指す。
青砥【あおと】
京都府に産出する天然砥石で、中砥(粗研ぎの後や仕上げ研ぎの準備として研ぐ)に用いられる。
あき
鋏の静刃と動刃とが噛み合う接触面にできる隙間のことで、“かせ”ともいう。
従来、“そり”といわれていた部分である。
アシッド・リンス ‐ Acid rince
アシッド(酸性)リンス(ゆすぎ)の意味から酸性リンスとか酸性ゆすぎのこと。普通ゆすぎ(プレーン・リンス)
で完全にゆすぎが行えないときに、清水とか微温湯に酸性のリンス剤を溶かして、不溶性の浮きかすや、
毛についている余分なアルカリを中和して、取り除くために行われるゆすぎのことである。
リンス剤にはレモンの絞り汁、酢、クエン酸、酢酸を使う。リンス剤を使い過ぎると毛の色が変わったりする。
パーマや染毛をする前に酸性リンスを行うと技術の失敗をすることがある。なお、酸性リンスの代表的なものには
@レモンリンス
Aヴィネガーリンス
Bクエン酸リンス
などがある。
アシンメトリー ‐ Asymmetry
不均整、形が対称でないこと。
⇔シンメトリー
アフター・シェービング・ローション ‐ After shaving lotion
→シェービング・ローション
アフター・トリートメント ‐ After treatment
シャンプーをした後に行うトリートメント。シャンプー後にトリートメント剤を頭毛に吸着させて頭毛を保護する。
⇔プレ・トリートメント
あぶら性【−しょう】
脂腺の皮脂の分泌が多すぎる皮膚(あぶら肌のこと)、フケの多い人、男性ホルモン過剰の人、
便秘がちや胃腸の悪い人がなりやすく、またニキビができやすい。療法としては石鹸やシャンプーで
皮脂を洗い落とす。またアストリゼント・ローションや女性ホルモン・クリームを用いるのがよく、ビタミンB、
特にB2とB6を多く摂り、胃腸を健全にするとよい。
油研ぎ【あぶらとぎ】
刃物(レーザーとかシザーズなど)を研ぐのに研磨媒剤として水とか石鹸水の代わりに油(オイル)を用いて
研ぐ方法のことで、オイル・ホーニングともいわれている。水研ぎに比べると非常に微細な刃として仕上げられるので、
研磨法としては最も良い方法とされている。使用する油としてはツバキ油、スピンドル油など、植物性、鉱物性の
いずれを用いてもよいが、良質のものを選ぶ。
あぶら肌【−はだ】
→あぶら性
→脂肪性皮膚
油やけ【あぶら−】
油脂類を多く含む化粧品を使っているときに、赤外線、紫外線にあたりすぎると、顔の色素が濃くなったり
皮膚が厚くなったりすることがある。その症状をいう。
アプリケーター ‐ Applicater
コールド・ウェーブ用液、セットローション、染毛剤などを塗布するときに用いる道具。
アフロ ‐ Afro
アフロとは、[アフリカの]や[アフリカ人]の意味。アメリカの黒人を中心とするブラックパワーのシンボルとして
発生したヘアスタイル。チリチリのパーマネント・ウェーブをボリュームのある丸いシルエットに広げたもので、
黒人であることは決して恥ではないとして、黒人の特徴を誇りをもって主張した。それが逆に白人の間に広がり
1970年代に入って、若者の個性的なヘアスタイルとして人気を博した。
アポクリン腺【−せん】
汗腺の一種。真皮の深いところに毛包と関連して存在。大汗腺ともいわれる。分泌の仕方が特有で、
例えば、疼痛や精神的緊張等の刺激で分泌する汗は乳状で少量である。とくにその中には脂肪酸が多く含まれる。
この汗腺は人間では腋下、乳首、陰部に分布して思春期にその活動が盛んになる。
あめん棒【−ぼう】
→サイン・ポール
荒刈り【あらがり】
いわゆる基礎刈りのこと。
→基礎刈り
荒櫛【あらぐし】
カッティングに用いる背の真っ直ぐな歯の粗い櫛。歯が垂直なもの(直角櫛)と角度をもったもの(角度櫛)があり、
後者は厚さ、歯の長さ、歯幅、目幅などの違いによって大荒櫛、中荒櫛、荒櫛に分けられる。
直角櫛の荒櫛は基礎刈りに用いられ、角度櫛のうちの荒櫛はとくに押し刈りに適している。
荒砥【あらと】
荒研ぎにもちいる砥石で一般に目が粗い。例えば、剃刀や鋏などを正しく研ぎ直すようなとき、
まず刃角度を荒削りではあるが一応正しく形づけるために用いられる。荒研ぎは非常に荒く研がれているため、
原則として中研ぎなり、仕上げ研ぎなりが行われなければならない。
荒歯【あらば】
櫛の歯の部分が荒いもの。
アルカリ性化粧水【−せいけしょうすい】
アルカリ性を示す化粧水の呼び名。主成分は水、アルコール、グリセリンで、これに少量のアルカリ剤を配合し、
香料と着色料添加してある。化粧下用、及び荒れ止め用として広く用いられる。多くのアルカリ性化粧水のpH(水素イオン指数)
8.0〜8.5で、いずれの皮膚にも向くが、とくに荒れ性肌や中年以上の肌には適している。アルカリ性化粧水として
古くから用いられてきたものにベルツ水がある。
荒れ性【あれしょう】
角質層の水分が減少して、その水分量が10%以下になると、皮膚の表面はカサカサになり、ある時は亀裂を
生じたりする。これを荒れ肌、荒れ性の皮膚などと呼んでいる。つまり乾燥性の皮膚のことをいう。
荒れ性になるのは脂腺の分泌が減少して、皮膚表面の脂肪膜が減り、角質層の水分蒸発を容易にするためで、
脂膜の発育が十分でないことが多い。例えば男性ホルモンの分泌の少ない女性や老人に多く、正常な角化が
行われない場合にも荒れ性になる。またビタミンAが欠乏すると荒れ性となるし、生まれつき角化行われにくい鮫肌
の人も荒れた皮膚を示す。1日に何回も入浴をして脂肪膜を洗い流したり、水仕事の多い人なども荒れ性が進んで、
ひび、アカギレなどになりやすい。手入れには、油性の化粧料を多く用い、男性ホルモンクリームを塗ることも有効である。
刺激性、収れん性の化粧料は避け、美顔術を行う場合は、薄肌と同じ処置を行なうようにして、とくにティッシュクリームを
多く使うとよい。入浴も荒れ性にはよいが、その場合、入浴後にクリームを補うことを忘れない。食品としては脂肪の
多いものを摂る。ビタミンAの内服も良い。
合わせ鏡【あわせかがみ】
理美容の施術中、又は施術が終わった後でヘアスタイル(頭髪型)やネックスタイル(えりの型)などの出来具合を
手鏡で前面にある鏡に映して見せる方法、または過程、及び使用する鏡のことをいう。またヘアカッティングの仕上げ
の状態をお客さんに見てもらうこと。カウンター・ミラー(Counter mirrors)ともいう。
合わせ砥【あわせと】
主に本山砥、レーザー、鋏などの仕上げ研ぎに用いる。
アンコ
頭毛の切りくずなどを丸めたもので髷を膨らませるために入れて用いる。餡子を丸めたような形から来た俗称。
ちぢれ毛で作ったものをシャグマ(赤熊)という。これは真っ直ぐな毛のものに比べて軽い。